裏発音 文法もわかる、語彙力もあるなのに、何故か会話ができない。
英語圏にいって、何故か通じなかった。
リスニングができない。 そんな経験ありませんか？！

原因は様々ありますが、ここでは二つ取り上げたいとおもいます。
語彙力そして文法力があれば本来、会話に問題はないはずなのです。
語彙があっても使い方がわからないというのが現状ではないでしょうか。
会話では、そんなに難しい語彙を使用しなくても、通じることが多いですし
ネイティブの方もよーく聞いていると差ほど使っておりません。
実際は基礎的な単語を使用しておりその使い方は豊富です。

例えば。。。

Workをとってみても

１.I should get back to work 　仕事に戻らなきゃ

2. my computer does not work 　パソコンが動かない

3. does this work for you?! 　これで大丈夫？！

たった、一つの単語でも結構違います。


もう一つ挙げると 。。。

Right
Turn right
回れ右

Your right
あなたが正しい。

となりますよね？　いかがですか？！
基礎的な単語をどのようにして使用していくのか、学んでいくことも重要です。

また、通じない原因として他に考えられるのは発音です。
日本語にない発音があるということと、そしてフラットな話かたを するのが特徴ですが、
英語はセンテンスにリズムがあり、かつ一つ一つの アルファベットに音（フォニックス・裏発音）があります。
皆さんがよく聞いている英語の単語は一つ一つの音から成り立っております。

例えば。。。
Dog　これをアルファベット読みで
ディオッグ　とは読みませんよね？！ ドッグとなりますよね？！
この一つ一つの文字が音になります。いわゆるフォニックスです。

（フォニックス・裏発音）は皆様にはあまり馴染みのない言葉とは思います。
最近の幼児向けの英会話教室でも使用されております。

難しくいえば、【音声学】ですが、簡単にいえば【音と文字の関係の規則性】。
アルファベットは一つの読み方しかありませんが、 音の場合、発生の仕方が複数あることもあります そして、
英語はたくさんの語源からきているため、 適応されない場合もあることもあるもあります。
アルファベット読みは、電話や綴りを説明するときに使用される場合がほとんどです。

では、何故発音も必要なのか。。

私の知り合いにこんな方がいらっしゃいました。 英国に在住していた時の事だそうですが。。
仕事で英語を使用している方で、コミュニケーションに差ほど問題は なく、自分の英語力（発音力）に疑問はなかったようですが。。
ある日、家族でデパートにいって、店員さんにレシートをお願いしました。
近くにいた娘は父の英語の発音になれているので、何が欲しいかすぐに 理解しましたが、
店員さんは日本人の英語の発音になれてない方で 全く通じず、娘が説明したらすぐに理解してしまい、ショックを受けたようです。

よく、聞く話だと思いますが。。 rと l　がうまく出来なかった為、そのような事が起こりました。

ripとlipで説明してみるとよりわかるかと思いますが。。

ripとlip (裂くと唇)

文字にしてみると違いがよくわかりますし、明らかに意味が違います。

多くの方は、両方lipと発音しているケースが多のです。
実際の発音はどうなるかといいますと、

ripの場合は　ゥライプッ　[ゥラ（Ｒ）＋イッ（Ｉ）＋プッ（ｐ）]

lipなら、ルイプッ　[ル（Ｌ）＋イッ（Ｉ）＋プッ（ｐ）]
となっていきます。

それぞれのアルファベットを意識して発することができることによって 様々なメリットがあります。
まずは、
●リスニング力があがる
●知らない単語も推測して、正しく発音ができるようになります。
（読んで発音してみると　あ！！聞いたことある！ってケースも多々出てきます）
●発音がキレイになり、ネイティブに通じやすくなる。
●特にお子さんなら、自ら単語を書けるようになり、少しずつ 本も読めるようになります。

＊注意：カタカナ表記は多少音が異なります。



アルファベット一文字の音がだいたいできるようになると、次に二文字の音に移ります。
母音に子音をくっつけて練習します。



ここまでできるようになると、そろそろ三文字の単語を読みたくなってきます。
ここで音と文字がくっつくことで「意味のある英単語」ができることを気づかせます。

例をあげると・・・

d + o + g = ドゥッ＋オ＋グ　⇒　dog （ドォッグ）　犬
c + a + t = ク＋（ェ）ア＋トゥッ　⇒　cat （キャット）　猫

まだまだ、要素はありますがこの二つができるようになるだけでも
だいぶ英語に自信がつき、会話を楽しむことができます。

これが、英語理解する為に必要な　裏発音(phonics)です。